雑誌広告2019_08
3/8

独自の学びの提案が話題を集め新たな付録のスタイルを確立小学館cdcabd3昨 小夏の学「館かのい『て幼ん稚ず園し』つはか、みゲーム」を皮切りに、「びょんびょんらーめん」「やきにくリバーシ」など、従高い付録やヒット付録を生み出してきた。小学館一児童学習局『幼稚園』 第編集部副編集長大泉高志氏、同『小学8年生』編集部編集長齋藤慎氏に聞いた。大泉 子ども向け雑誌における付録は、媒体の売り上げを大きく左右する非常に重要な位置づけです。そこ幼稚園小学8年生来の子ども向け雑誌のイメージを覆す付録を、次々に展開。また『小学8年生』は、「手作り土器キット」「ガチャマシン」など、独自性ので、ターゲットである子どもたちに人気が高く、ビジュアル的にも目を引きやすいもの、例えば『幼稚園』の付録では仮面ライダーなどキャラクターに紐づけたものが王道路線でした。それが大きく変わったのは、2018年9月号「かいてんずしつかみゲーム」からです。当時、売り上げで苦戦が続いており、その突破口としてこれまでにない新鮮な付録が求められていました。 子どもの間で流行っているもの、子どもが夢中になることを探して、街を歩き回り、店を巡るなどしてあらゆる角度から情報収集を続けました。そして、実際に回転寿司チェーンのくら寿司で歓声を上げながら食事をしている子どもたちを目の当たりにした時「これだ!」と直感しました。当初はキャラクターと絡めることも考えましたが、いかんせん仮面ライダーは口を開かないため食事をさせるシチュエーションが難しい。そこで、思い切って回転寿司だけで勝負することにし少子化の進むなかでも、子ども向け雑誌が好調です。特に各社が展開する付録は、独自の着眼点や発想、完成度の高さなどで、マスコミに取り上げられたり、インターネットで拡散されたりと注目を集めています。これまで子ども雑誌と接点の少なかった企業との新たなタイアップ、ターゲットである読者だけでなく、幅広い層にもアプローチする緻密なアイテム作りなど、特色ある付録戦略を展開する出版社2社とタイアップした企業に取材。子ども向け雑誌の付録を活用した広告戦略の可能性や、子ども向け雑誌ならではの留意点などを考察します。従来にないアプローチでネットを皮切りに大反響写真左上から時計回りに、子どもが大好きな「回転寿司」をリアルに再現した「かいてんずしつかみゲーム」(『幼稚園』2018年9月号、協力/くら寿司)。企業側からのアプローチでタイアップが実現した「びょんびょんらーめん」(『幼稚園』2019年4月号、協力/幸楽苑)。焼肉をひっくり返してオセロのように遊べる「やきにくリバーシ」(『幼稚園』2019年6月号、協力/牛角)。いずれもインターネットで話題に火が付き、新たな付録ブームを起こした事例1幅広い世代をターゲットに、ファン獲得や企業PRも可能に子ども向け雑誌の付録戦略

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る