雑誌広告2025_07
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(お願い=社名・役職名・氏名・住所の変更、移転、異動などがあった場合は協会事務局へお知らせください)令和七年七月一日発行(毎月一回一日発行)印刷有限会社アド・レート〒105  東京都港区浜松町二-二-一四K・Iビル一〇〇一電話(3431)1340 FAX(6893)6537一般社団法人日本雑誌広告協会©〒101  東京都千代田区神田神保町一-三二出版クラブビル6階 電話(3291)6202 FAX(3291)62400051-編集・発行 一般社団法人日本雑誌広告協会会報編集委員会雑 誌 広 告(通巻八三一号)0013-第80回定時総会懇親パーティ開催と巴 一寿理事長挨拶 5月26日、当協会は東京ドームホテルにて、定時総会、臨時理事会、記念講演に続き、懇親パーティを開催。参加者は280名に達しました。 巴 一寿理事長が挨拶に立ち、改選期にて役員選任が行われた報告と、多くの会員社のご来場に際し、謝辞を述べたのち、「今年度は、広告主様のフレキシブルな活用に対応すべくエントリー方法を見直したM-VALUE DIGITAL調査データを有効に活用し、雑誌的価値を証明するデジタルメディアの存在価値について積極的にアウトプットしていきたいと思っています。紙、SNS、動画やリアルのイベント、そして、e コマースなど、雑誌ブランドの表現方法を広げていくことによって そのトータルのオーディエンスにどういう価値があるのだろうかを問い、雑誌の価値を深く追求し、報告していきたいと考えます。また、当協会の意義についても、踏み込んだ検討をするため、プロジェクトを組み、研究し、結果を報告したいと計画しています。今後も様々なチャレンジをしてまいります。本年度も当協会の活動に深いご理解とご支援を賜りたく、よろしくお願いします」と語りました。事務局だより表紙アートワーク 長場雄タイトル「Summer Transit」◇6・26幹部会〃定例理事会正会員交替◆㈱文藝春秋 前任の小濱千丈氏に代り、取締役向坊健氏が就任。会員社合併と正会員交替◆㈱和光社は㈱アイプラネットと合併し、正会員は前任の村松和彦氏に代り、ソリューション本部ブランドアクティベーション局局長馬場文年氏が就任。行事・各種委員会の活動状況◇6・10倫理B分科会◇6・13倫理A分科会  〃 倫理C分科会◇6・19企画委員会◇6・23倫理委員会◇6・24会報編集委員会◇6・25価値創造委員会  〃海外研修団勉強会■ 6月度OpenAI Japan 代表執行役社長 長﨑忠雄氏「Future of GenAI(ジェネレーティブ゙エイアイ)」 当協会定時総会記念講演では、Open AI Japan 長□忠雄氏をお招きし、生成AIがもたらした革新の軌跡と今後の可能性について、実例を交えてお話しいただきました。 まず、長□氏は生成AI「Sora(ソラ)」で制作した、イノベーションの歴史を表現した映像を披露。そして、世紀単位でのイノベーション─18世紀産業革命、19世紀電気の発明、20世紀インターネット─とその実用化までの年月に言及。「それと比較し、生成AIによるイノベーションはスピード、インパクトどれをとっても、恐らく、最も短期間で起きる可能性があるのではないか」と述べました。 次に、その生成AIをつくっている自社の沿革に触れ、10年前から、「汎用人工知能が全人類に利益をもたらすようにすること」をミッションとし研究開発し、生成AIが行っていることについては、次のように語りました。 「一つ目はクラウドコンピューティングによって世の中にある、ありとあらゆるデータを 学習すること。二つ目は、学習した内容を意味のある形で、コンテンツとして使い手にアウトプットすることです。そして、2022年にChatGPTを公開。今までの研究成果を活かし、マニュアルがなくても、すぐに直感的に学ぶことができる使いやすいユーザーインターフェース、そして、その賢さで瞬く間に、多くのユーザーを獲得しました」 その事例として、海外企業との開発に触れ、テキスト、画像、音声、動画など、複数の異なる形式のデータを同時に処理・統合するマルチモーダルが、今現在、社会問題解決の方法の一つとなっていることを報告。また、海外、日本の大学ともに、在学中にAIの使い方を正しい形で学び、社会に貢献できる人材を送り出すことを目指し、導入が加速度的に進んでいると述べました。 そして、専門性の高いクリエイティブのニーズのみならず、多くの一般の方方の興味関心に応えるべく、リアルやデジタルでも、意見交換のできるコミュニティをつくるなど、新規開発に活かすべく機会も設けていると語りました。 最後に、「大切なことは、使って慣れること、そして、AIが導きだしたデータを人が確認し、意思決定すること」と結びました。 活発な質疑応答もあり、盛況裡に終了しました。記念講演講師津山恵子氏OFBOX(型を破る)発想が必要と述べました。 また米メディアがAIを使う目的について事例を踏まえて説明いただきました。海外研修団勉強会報告 5月27日、国際ジャーナリスト津山恵子氏を迎え、本年度の参加者15名に対し、第1回目の勉強会を行いました。 津山氏は自己紹介ののち、米メディアの現状とデジタル化事情や、ニューヨークタイムスをはじめとするデジタルを活用した勝ち組の事例、デジタルネイティブ第2世代の動向、SNSアルゴリズムの変化や、テキストからビデオへの変化などについてレクチャー。デジタルを主戦場としてOUT

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